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切断動機3択から選んだ…渋谷・妹バラバラ殺害で勇貴被告 精神鑑定実施へ
東京都渋谷区の短大生、武藤亜澄さん=当時(20)=が自宅で殺害、切断された事件で、殺人と死体損壊の罪に問われた次兄の元予備校生、勇貴被告(22)の公判が8日、東京地裁(秋葉康弘裁判長)で開かれた。この日は勇貴被告への被告人質問が行われた。検察側は勇貴被告と亜澄さんの不仲が犯行動機になったと指摘していたが、勇貴被告は「仲は悪くなかったです」と供述し、検察側主張を否定した。
勇貴被告は第1ボタンまで止めた白いワイシャツと濃紺のスラックス姿で、一礼して入廷。秋葉裁判長に証言席に促されると「失礼いたします」と、不自然なほど丁寧な口調であいさつしながら着席した。
検察側は、勇貴被告が中学生のころから亜澄さんとの仲が悪かったと指摘している。しかし勇貴被告は被告人質問の中で、「同じ電車で通学していた」ことなどを挙げ、「仲はよかった」と供述した。
さらに、現役で短大に合格した亜澄さんについて「僕と違って妹は賢いんだなぁと、誇らしげに思いました」と述べた。
勇貴被告は捜査段階で、「妹は1度死んだほうがいいとまで思っていた」などとの調書に署名したが、署名した理由について「修正してくださいと申し上げたら、(取調官に)ご迷惑がかかってしまうのでサインをさせていただいたと思います」と話した。
「亜澄さん殺害後の平成19年元旦、初日の出に何か願い事をしましたか−?」。弁護人からそう問われ、勇貴被告はこう答えた。
「おかしな話なんですけど、家に帰ったら平気な顔をして妹がいますように、とお願いしました」
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東京都渋谷区の短大生の武藤亜澄さん=当時(20)=が殺害、遺体を切断された事件の公判で東京地裁は8日、殺人などの罪に問われた兄の元歯学予備校生、勇貴被告(22)の精神鑑定をすることを決めた。
公判では被告人質問が行われ、同被告は殺害動機などについて「分からない」と説明。調書が刑事や検事の「想像」「推理」などと主張し、「説明できる理由が思いつかなかったので、違うと言えなかった」と述べた。