北海道苫小牧市の食肉加工販売会社「ミートホープ」の食肉偽装事件で、不正競争防止法違反(虚偽表示)と詐欺の罪に問われた元社長、田中稔被告(69)に札幌地裁(島原文雄裁判長)は19日、懲役4年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。
食の安全、安心に対する消費者の信頼を揺るがせた今回の事件は、全国で食品偽装が発覚するきっかけになった。
田中被告は1月の初公判で起訴事実を認め、事実関係に争いはなく、3回の審理で結審。公判で偽装の理由について「取引先の言う価格に合わせることを優先し、いかに安く(肉を)つくるかしか考えていなかった」と述べていた。