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【弁護側の最終弁論(2)】「被告は心神喪失。鑑定しなかった裁判所は不適切」 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:長野義妹殺人事件
(9)しかし、そうではあるものの、平成19年7月16日以降、被告人の精神状態は、保育園に、長女を自分か夫以外に渡さないよう要請したり、防犯カメラをつけようとするなど、被害者の襲来に怯えるものであったことは疑いようがない。
(10)このような、被害観念が存在し、これに基づいて、社会的不適合を起こした場合、妄想型統合失調症、妄想性障害、精神病性の特徴をともなううつ病のいずれかの精神疾患が強く疑われるものである。
(11)検察官は被告人の犯行前後の行動の合理性(鍵をしめる、メールを送るなど)について指摘するが、それらは上記の精神疾患にあっては、「通常、神経心理学的、あるいは他の認知検査で、障害はほとんどまたはまったくない」とされているのであり、検察官指摘の事実があったとしても、責任能力への疑いは全く払拭されない。
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