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「人殺しは当然」 身勝手な主張重ねた松村被告
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大叔父、伯母を殺害したことを「褒めてやりたい」と言い放ち、独りよがりな主張で犯行を正当化してきた松村恭造被告。死刑が言い渡された瞬間も表情一つ変えず、反省の様子は最後までうかがえなかった。
松村被告は午前10時すぎ、京都地裁101号大法廷に紺のジャケットに白いワイシャツ姿で入廷。ボサボサの髪であごひげをたくわえ、増田耕児裁判長に促され着席した。
主文を後回しにし、「強盗殺人罪の認定事実について説明します」と話した増田裁判長。厳刑が予想される状況になったが、それでも松村被告は動揺を見せずにまっすぐ裁判長を見据えた。読み上げられる判決理由を聞きながら、時折、腕を組み替えるだけで、深くいすに腰をかけて体を動かさなかった。
◇
逮捕段階で完全黙秘を貫いた松村被告は、公判では一転多弁になり、「いやな出来事や理不尽なことを振り返ると、人殺しぐらいやって当然という思いにかられた」とゆがんだ動機を語った。3件目の犯行を考えていたことも明らかにした。
少年時代を大阪市内で過ごし、東京都内の私大芸術学部に進学したものの中退。その後はアルバイトや住み込みの仕事など職を転々とし、アルバイト先で店長を殴り、家庭内では暴力が絶えなかったという。
さらに、すさんだ日々が続いたことで「人生が楽しいものとは思えず、死を望む気持ちがあった」と自殺願望があったことを話すとともに、事件の背景にあった自身のエリート意識を吐露。「自分は特別な存在だから何をやっても構わないとの考えが根底にあり、遺族を悔しがらせることができてうれしい」とまで言ってのけた。
最終意見陳述でも「私は世間に貸しはあっても借りはない。世間の恩恵を受けていないから、法律を守る義務はない」と独善的な態度に終始していた。
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