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孤立する「老老介護」浮き彫り 認知症妻殺人判決 (2/2ページ)
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逮捕後、親類の男性に対し「ことを起こす前に相談しておけばよかった」と語ったというが、自身の病気から妻の将来を悲観し、孤立感が深まる中で犯行に至った。
2人が住んでいた尼崎市によると、市内では民生委員800人以上が地域ごとに介護が必要な高齢者家庭や独居老人などを見回っている。しかし、介護認定を受けていない場合、実態把握は難しいという。
高齢化社会が進む中、加害者、被害者がともに高齢の「老老介護」事件は増え、加害者の多くは橋本被告と同じ男性介護者とされる。判決で、渡邊裁判長は「もう少し現代医学や社会福祉機関を信じてくれたら、この結果にはならなかった。残念な犯行」とし、先月6日の論告で、検察側は「(事件の)遠因には高齢化社会に伴う国の福祉制度、介護制度のあり方が含まれている」と指摘した。
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