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【セレブ妻鑑定人尋問(3)】「夫の寝顔に血を流す女性」歌織被告の幻覚や幻聴明らかに(10:30〜10:45) (3/3ページ)

2008.3.10 12:14
このニュースのトピックス渋谷バラバラ殺人 セレブ妻公判
歌織被告の鑑定結果を証言台で報告する鑑定医。歌織被告はうつむいて聞いている(イラスト・成冨淳二)=10日午前、東京地裁歌織被告の鑑定結果を証言台で報告する鑑定医。歌織被告はうつむいて聞いている(イラスト・成冨淳二)=10日午前、東京地裁

 《性的な写真をネタに、祐輔さんから脅されていたという歌織被告の話の信頼度は高いとする金鑑定人。歌織被告がなぜ逃げられなかったのかという分析を続ける》

 金鑑定人「DV被害を受けた3割くらいは(元の場所に)帰ってしまう。また、祐輔さんは激しく謝罪した。歌織被告は祐輔さんを激しく叱責したが、DV被害者が怒りっぽくなってしまうのはあり得ること。この3点は、DVを証明することにはならないが、否定することにもならない」

 「シェルターから帰宅した後のDVの被害証拠はないが、歌織被告は過敏性を有していたので、(祐輔さんが)写真のことを言っただけでも相当強い恐怖があったと思う。祐輔さんは暴力をやめたつもりでいたかもしれないが、歌織被告は相当強い恐怖を持っていただろう」

 《さらに金鑑定人は歌織被告がこの当時、新たな精神障害を抱えていたと証言していく》

 金鑑定人「歌織被告は、(この当時の精神状態を)『自分の周りに風船がある』と言っているが、これは解離性障害、特に離人、周りから引き離されたような感じを持っているということだ。18年秋ごろからは、祐輔さんの借金返済問題で再び暴力が始まったというが、(歌織被告は)その当時から夜眠ることができなくなった。コーヒーや濃い緑茶といったカフェインを(多く含む飲み物を)取るようになった。睡眠も1日4〜5時間になった」

 「歌織被告は、『祐輔さんの寝顔を見ていると、血を流している女性が見えた』という。また『助けて』という女性の声が聞こえたり、以前、手相を見てもらった女性の姿が見えたりと、幻覚や幻聴が現れるようになった。また、外から自分を見ているような気分になった」

 《鑑定人は専門用語も交えながら、早口で証言を続けた》

    =(4)に続く

歌織被告のこれまでの裁判全記録はこちら、■特集「夫バラバラ殺人 セレブ妻公判」はこちら

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歌織被告の鑑定結果を証言台で報告する鑑定医。歌織被告はうつむいて聞いている(イラスト・成冨淳二)=10日午前、東京地裁

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