[PR]
ニュース: 事件 RSS feed
薬害エイズ事件の松村被告、有罪確定へ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:副作用
薬害エイズ事件で、エイズウイルス(HIV)に汚染された非加熱血液製剤の回収措置などを怠り、投与を受けた大阪の肝機能障害患者をエイズで死亡させたとして、業務上過失致死の罪に問われた元厚生省生物製剤課長、松村明仁被告(66)の上告審で、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は、松村被告の上告を棄却する決定をした。決定は3日付。松村被告を禁固1年、執行猶予2年とした1、2審判決が確定する。
官僚がやるべきことをしなかった「不作為」が、業務上過失致死罪に当たると最高裁が認めたのは初めて。薬害エイズ事件では5人が起訴され、すでに元ミドリ十字社長ら2人の実刑が確定。1審で無罪になった安部英(たけし)・元帝京大副学長ら2人は死亡により公訴棄却になり、松村被告に対する判断だけが残っていた。
第2小法廷は、安全な加熱製剤が供給可能となった昭和60年末から、被害者に非加熱製剤が投与された昭和61年初頭の状況について検討。
その結果、(1)非加熱製剤でHIVに感染する患者が出ており、エイズを発症すれば死亡することは予測できた(2)非加熱製剤のHIV汚染を医師、患者レベルで見分けることは不可能(3)製薬会社に任せれば安易に販売される具体的な危険性があった−などの点を指摘した。
このニュースの写真
関連ニュース
関連トピックス
[PR]
[PR]


