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責任能力は? 義妹のいじめは? 長野の義妹殺人で公判 (1/2ページ)
夫の妹を殺したとき、妻の精神状態は正常だったのか−? 長野県富士見町落合の同町社会福祉協議会臨時職員、五味絵里子さん=当時(24)=が自宅で殺害された事件で、殺人の罪に問われた絵里子さんの兄の妻で元同協議会職員、五味咲被告(24)=同町富士見=に対する第2回公判がきょう午後1時から長野地裁松本支部(荒川英明裁判長)で行われる。
きょうの公判では、検察側の被告人質問などが行われる予定だ。犯行当時の被告の精神状態が公判の争点となっており、検察側は犯行の計画性や「アリバイ工作」などに関する質問を通し、咲被告に十分な責任能力があったことを指摘していくとみられる。
「『(咲被告は)絵里子さんが自分や娘の生命に危害を加え、家族から排除しようとしている』という妄想に支配され、『このままでは娘が殺される』という思いから犯行に及んだ」
「犯行当時、心神喪失か耗弱の状態だった」
1月に行われた初公判で、弁護側は起訴事実そのものは認めたが、被告の責任能力について争う姿勢を示している。
一方の検察側は冒頭陳述で、咲被告が事前に用意したスーパーの袋を夫に見せる「アリバイ工作」をしていたことを指摘。「完全責任能力」があったことを立証する構えを見せている。
また、犯行に至る要因となった「確執(=いじめ)」の実態も、注目される点だ。
咲被告は弁護側の被告人質問で、絵里子さんらと同居していた夫の実家から引越しした後、自分の名前が書かれた表札のプレートを絵里子さんのタンスから見つけ、「悔しくなり、今までのことを全部思い出した」と、殺害当日の状況を供述した。
また、夫の実家に絵里子さんと同居していた昨年7月には、「『死んでいなくなるか、離婚していなくなるかどっちか選べ。お前の一番大切なものを奪ってやる』と言われた」などと法廷で供述した。
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