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薬害C型肝炎訴訟 東京高裁でも21人が和解

2008.2.29 11:35
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薬害C型肝炎、国と和解へ。東京高裁に入る原告ら=29日午前10時前、東京・霞ヶ関薬害C型肝炎、国と和解へ。東京高裁に入る原告ら=29日午前10時前、東京・霞ヶ関

 汚染された血液製剤でC型肝炎になったとして、患者が国と製薬会社に損害賠償を求めた薬害肝炎訴訟で、11府県の原告21人と国が29日、東京高裁(小林克已裁判長)で和解した。

 大阪、福岡の各地、高裁と福岡簡裁に続く成立で、今回を含め原告患者304人のうち和解したのは計108人となった。

 原告患者は昭和55〜63年の間、血液製剤フィブリノゲンなどを投与された20〜70代の女性16人、男性5人。

 うち2人が肝臓がんで既に死亡。2人が肝硬変、14人は慢性肝炎を患っている。3人は未発症。和解金額は、弁護士費用を除き計4億7600万円。

 この日の和解手続きでは2人が意見陳述。生後5日目に血液製剤を投与された浜松市の男性(27)は「自らを責めていた母を苦しみから解放したいと闘ってきたが、母は昨年12月に亡くなった。国はなぜもっと早く救済に動かなかったのか。薬害肝炎を教訓に、国民の命と健康を守る仕事をしてほしい」と述べた。

 同訴訟では、症状によって1人当たり1200万〜4000万円を給付する被害者救済の特別措置法が1月に成立し、原告と国が和解条件を定めた基本合意書を締結。以降、順次和解が成立していた。

 東京訴訟ではこのほか、3月28日に30人が東京地裁で国と和解の見通し。製薬会社との和解交渉は続いている。

 昨年3月の1審東京地裁判決は、21人のうち13人に計約2億5900万円の賠償を命じ、原告、被告の双方が控訴していた。

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薬害C型肝炎、国と和解へ。東京高裁に入る原告ら=29日午前10時前、東京・霞ヶ関
薬害C型肝炎、国と和解。東京高裁前で喜びを語る原告の浅倉美津子さん(中央)ら=29日午前11時7分、東京・霞ヶ関
和解を前にして、目を潤ませる薬害肝炎訴訟原告の浅倉美津子さん(右端)=29日午前9時50分、東京・霞が関の東京高裁前

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