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【法廷から】298円分の盗みで実刑 ホームレスに厳罰で更生できる? (1/3ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
ホームレスが被告となる裁判は少なくない。公判を傍聴して彼らの置かれた実態を知れば知るほど、ホームレスの更生の難しさを感じずにはいられない。
20日、東京地裁で詐欺罪に問われたホームレスの男性(64)の初公判を傍聴した。起訴状によると、被告は平成19年12月26日昼ごろ、東京都品川区の路上で、所持金がないのにタクシーに乗車し、運賃6560円を支払わなかった。
法廷での被告の発言も二転三転。起訴状には住所不定とあったが、法廷では、被告は「東京都大田区大森にアパートを借りている」と述べた。
弁護人「犯行当時、どこに住んでいた?」
被告「京浜島の空き地で寝ていた」
弁護人「さっき(人定質問で)住所があると言ってたね?」
被告「前にあった」
弁護人「いつまで?」
被告「わかりません」
検察側は懲役1年を求刑した。