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セレブ妻公判で裁判長「被告の責任能力に問題」 異例の精神鑑定経過報告

2008.2.25 17:59
このニュースのトピックス渋谷バラバラ殺人 セレブ妻公判
祐輔さんの父親が意見陳述する中、歌織被告は表情を変えず、しきりに髪をかきあげていた(イラスト・成冨淳二)祐輔さんの父親が意見陳述する中、歌織被告は表情を変えず、しきりに髪をかきあげていた(イラスト・成冨淳二)

 東京都渋谷区の外資系金融会社社員、三橋祐輔さん=当時(30)=の切断遺体が見つかった事件で、殺人と死体損壊などの罪に問われた妻の歌織被告(33)の第8回公判が25日、東京地裁(河本雅也裁判長)で開かれた。河本裁判長は、審理と並行して行われている歌織被告の精神鑑定について「責任能力に関する問題点が浮かび上がっている」と述べた。

 歌織被告の責任能力に疑義があることを示唆する発言で、精神鑑定の経過を裁判所が明らかにするのは異例。

 河本裁判長は、精神鑑定について「2人の鑑定医によると、弁護人が主張していない部分で責任能力に関する問題点が浮かび上がってきたと聞いている」と発言した。

 弁護側はこれまで、歌織被告は祐輔さんに度重なる暴力を受けたことにより心的外傷後ストレス障害(PTSD)の状態となり、自分をコントロールできなくなっていた−と主張していたが、PTSDとは別の理由で責任能力に疑義が生じている可能性もある。

 この日は祐輔さんの父が意見陳述し、「死刑は無理だろうから無期懲役、仮釈放なしをお願いする」と厳罰を求めた。

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祐輔さんの父親が意見陳述する中、歌織被告は表情を変えず、しきりに髪をかきあげていた(イラスト・成冨淳二)
実父の証言にうつむきながら聞き入る歌織被告(イラスト・成冨淳二)
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