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2人の父が出廷へ きょう「セレブ妻バラバラ」第8回公判
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東京都渋谷区の外資系金融会社社員、三橋祐輔さん=当時(30)=の切断遺体が見つかった事件で、殺人や死体損壊などの罪に問われた妻、歌織被告(33)の第8回公判が25日午前10時から、東京地裁(河本雅也裁判長)で開かれる。この日は、歌織被告の父親と祐輔さんの父親がそれぞれ証言台に立つ。2人の母親はすでに証人として出廷し、それぞれの立場から涙を流した。2人の父親は、どのような言葉を語るのだろうか。
きょうの公判では、弁護側の情状証人として、歌織被告の父親の尋問が行われた後、遺族の代表として祐輔さんの父親が意見を陳述する。
この事件をめぐっては、祐輔さんの殺害に至る経緯や動機と、犯行時に歌織被告が善悪を判断したり、行動を制御したりすることができたのか−が大きな争点になっている。
検察側は、離婚話が自分に不利になったため、怒りを爆発させて祐輔さんを殺害したと主張。これに対して弁護側は、祐輔さんの暴力で精神的に追い詰められた結果、心的外傷後ストレス障害(PTSD)となり、「自分をコントロールできず殺害に及んだ」としている。
歌織被告は公判で「『自分の居場所はない』と父に言われた」と供述し、父親との確執を明らかにしている。弁護側は、父親の証言から、実家という逃げ場さえ失った歌織被告が、祐輔さんの暴力で精神的に追い詰められたことをアピールするとみられる。
一方、検察側は、祐輔さんの父親の証言を通じて、遺族の激しい処罰感情を立証するとみられる。祐輔さんの母親は、公判で「殺すぐらいなら、別れることもできたはず」と怒りをのぞかせた。今回も、父親がこうした遺族の思いを陳述し、祐輔さんの命を奪った歌織被告の責任の重さを際立たせるものと予想される。
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