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【法廷から】ホームレスのため? 古雑誌路上販売の言い分 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
ホームレスから仕入れた古雑誌を路上で無許可販売していたとして、道交法違反(道路不正使用)の罪に問われた男性被告(62)の初公判を21日、東京地裁で傍聴した。
起訴状などによると、被告は平成19年12月21日夕、JR渋谷駅の南口の路上で、道路の使用許可を受けずに古雑誌を販売していた。罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
検察側の冒頭陳述によると、警察官から「店を出していると逮捕される」と2度注意されていたにもかかわらず、犯行当日も駅前で雑誌を並べて販売していた。
弁護人「いつからやってますか?」
被告「10年くらい前からです」
弁護人「続けていたのはなぜ?」
被告「生活のためです」
弁護人「月にいくらくらい稼いでいましたか?」
被告「20万〜25万円くらいです」
被告の妻の収入が月に約25万円あり、被告は露天商をしなければ生活できなかったわけではなかったという。
弁護人「もう一つの理由は何ですか?」
被告「ホームレスの生活のためでもあります」 弁護人「具体的にどういうこと?」
被告「ホームレスは20人近くいる。雑誌を売って生活の糧にしている。私がやめると彼らが困る」
弁護人「あなた以外には売れない?」
被告「長年の付き合いがありますので」
こうした被告の言い分を、裁判官は厳しい口調でただした。
裁判官「ホームレスからいくらで買い取ってたの?」
被告「一律50円です」
裁判官「雑誌はいくらで売ってた?」
被告「120円です」
裁判官「単行本は?」
被告「150円です」
裁判官「かなりもうけてますね? 3倍になってる」
被告「はい」