ニュース: 事件 RSS feed
【法廷から】金銭トラブルで先輩を切りつけた被告 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
顔面を切りつけて2カ月の重傷を負わせたのは、金銭トラブルが原因だった。
傷害の罪に問われた男性被告(23)の初公判が7日、東京地裁で開かれた。
起訴状などによると、被告は平成19年12月6日、東京都港区の路上で知人の男性(25)と口論となり、カッターナイフで顔面を切り付け、全治2カ月の傷を負わせた。罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
検察側の冒頭陳述によると、被告は被害者の下でホステスのスカウトをしており、小中学校からの先輩後輩という間柄だった。
被告は、被害者に160万円を貸していた。被害者は「水商売の仕事でスカウト業者から女の子を買い取るから貸してくれないか」などと被告に説明し、3回にわたって借金を申し込んだ。
裁判官「貸せないと言えなかったのか?」
被告「最初は言っていたが、小中学校からの付き合いですし、(被害者の)羽振りがよかったので大丈夫だろうと貸しました」
被告は160万円のうち110万円は貯金から捻出(ねんしゅつ)し、残りの50万円は消費者金融で借りて被害者に貸した。
裁判官「借金してまで貸したのはなぜですか?」
被告「それまで110万円貸していたので、逃げられては困ると思いました」
証言台に立った被告の父親によると、110万円の貯金も被告にとっては大切な資金だったという。
弁護人「被告はどんな性格ですか?」
父親「まじめで積極的な性格です」
弁護人「何かエピソードはありますか?」
父親「去年、アメリカにフェースメークの留学をする費用をためるために、昼も夜も働いていました」