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【衝撃事件の核心】法廷暴行常習男の言い分「検事の偉そうな態度が嫌いや」 (2/2ページ)
同年9月13日
この日は検察官への傷害事件の控訴審初公判が開かれた。文被告はこの間に、3月の刑務官への傷害事件でも懲役2年8月の実刑を言い渡されている。ところが、それに懲りるどころか、この日も文被告は「大暴れをするつもりだった」のである。
被告人質問で、ボクサーのように引き締まった体をタンクトップに包んだ被告は、こう言い放った。「拘置所で聞いたラジオのニュースで、ついこないだ、秋篠宮のとこの紀子さんが太郎ちゃん産んだって聞いて、なんやすごい嬉しくなってしまった。本当は今日、3度目の大暴れをするつもりだったが、紀子さんと太郎ちゃんのためにやめることにした」
19年1月11日
刑務官への傷害事件の控訴審判決公判。検察官への傷害事件は懲役2年2年4月の実刑が確定している。この日も、改めて懲役2年8月の実刑が言い渡された。ところが言い渡しが終わった後のことだ。文被告は「裁判長、ひとことだけよろしいか」と切り出した。
「後ろに今日もぎょうさん人が座ってて、わしがなんかやらかすやろうと待ってるんやろうけど、期待に応えられなかったことは申し訳ない思うてます。このまま(刑務所に)行きますんで」
文被告はこう言い残し、満員の傍聴席を見やった後に法廷を後にした。
同年10月11日
すべての事件の判決が確定し、あとは刑務所へ移送されるだけだった文被告が、またも法廷に舞い戻ってきた。移送直前、拘置所で暴れる事件を起こしたのだ。
ところがこの日の初公判。刑務官10人に取り囲まれて入廷した文被告は手錠を外された直後、「おらー」と叫びながら傍らの刑務官の顔を殴り、すぐに制圧された。そのまま退廷を命じられ、いっさい審理に入れないまま、閉廷となった。
20年1月10日
仕切り直しの初公判。この日も厳戒体制がしかれたが、文被告は一転しておとなしく入廷。5件の罪状を認めた後、被告人質問で弁護人から「なぜ今日は暴行しなかったのか」と聞かれると、「刑務官にもいろんなやつがおる。気に入らない刑務官がいなかったから」と返答。「巨象のような国家権力とけんかしたかった」などと持論をまくし立て、裁判官を苦笑いさせる場面もあった。
検察官の「なぜ国家権力とけんかするのか」との問いには「検事の偉そうな態度が嫌いや」と答え、「次の公判も、この刑務官を頼みますわ」と裁判官に要求した。
検察側は懲役6年を求刑し、結審。判決は24日に言い渡される。これまでの刑と通算すればかなりの長期服役となるが、文被告はかつて、こんなことを言っていた。
「大人になってから今まで、シャブのおかげで1年以上娑婆(しゃば)にいたことがない。今度の懲役で、俺の一番の欠点のシャブがやめられると思う」