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15日にも和解で基本合意 薬害肝炎訴訟

2008.1.7 16:38
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薬害肝炎被害者を一律救済するための法案が衆院に提出され、記者会見で笑顔を見せる全国原告団代表の山口美智子さん=7日午後、東京・霞が関の弁護士会館薬害肝炎被害者を一律救済するための法案が衆院に提出され、記者会見で笑顔を見せる全国原告団代表の山口美智子さん=7日午後、東京・霞が関の弁護士会館

 薬害肝炎訴訟をめぐり、自民、公明両党は7日、被害者の一律救済と国の責任を認めた法案を衆院に提出した。原告団と弁護団も同日、国と和解に関する基本合意書を15日までに取り交わし、全国5カ所の裁判所で争われている訴訟の和解手続きを順次、進める方針を決定した。

 法案は、国と製薬会社が血液製剤フィブリノゲンと第IX因子製剤の投与でC型肝炎に感染したと証明できた患者に、投与時期を問わず1200万−4000万円の給付金を支払うなどの内容。民主党も7日午後の党の会合で、直嶋正行政調会長が「基本的に賛成する」と発言。法案は早ければ9日に成立する見通し。

 法案審議と並行して国と弁護団は基本合意書の協議を進める。弁護団は11日までに骨子案を完成させ、全国の原告に承認を得た後、15日に正式合意する見通しを明らかにした。原告団は法案成立後、再度、福田康夫首相に面会し、政府として正式に謝罪するよう求めている。

 会見した全国原告団代表、山口美智子さん(51)は「私たちが求めてきた内容が全面的に取り入れられたと理解し、安(あん)堵(ど)した。期待を持たせて、裏切られての連続だったので心から喜べるのを忘れた。こんな女にだれがした」と、複雑な表情をみせた。

 一方、同じフィブリノゲン製剤を投与されながら、法案では救済の対象とならない血友病など23の患者団体が7日、慎重な審議を求める意見書を衆参両院議長へ提出。代表の佐野竜介さん(42)は、「救済は後天性の疾患のみ。法律が成立すると、われわれは薬害ではないと容認することになる」と話している。

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薬害肝炎被害者を一律救済するための法案を、駒崎義弘・衆院事務総長(右)に提出する与党プロジェクトチーム座長の川崎二郎元厚労相(中央)=7日午後、国会
福田首相との面会を終え涙を浮かべる、薬害肝炎訴訟原告の(左から)福田衣里子さん、浅倉美津子さん、桑田智子さん=平成19年12月25日夕、首相官邸
福田首相(左)と面談した原告団代表の山口美智子さん(右立ち)は「議員立法が成立し、薬害肝炎が全面解決したあかつきには原告みんなと会ってほしい」と要請した=平成19年12月25日、東京・千代田区の首相官邸(撮影・小松洋)
薬害肝炎訴訟原告団の代表に謝罪の言葉を述べる福田首相=平成19年12月25日夕、首相官邸
薬害肝炎被害者を一律救済するための法案が衆院に提出され、記者会見で笑顔を見せる全国原告団代表の山口美智子さん=7日午後、東京・霞が関の弁護士会館
薬害肝炎被害者を一律救済するための法案が衆院に提出され、記者会見で笑顔を見せる全国原告団代表の山口美智子さん=7日午後、東京・霞が関の弁護士会館
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