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【法廷から】出廷する親の気持ち (1/3ページ)
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どんな思いで、親は子供のために法廷に立つのだろう−。刑事裁判では、罪に問われたわが子のため、弁護側の証人として証言台に立つ場合と、事件の被害者となった子供のために検察側の証人として法廷に立つケースがある。最近、東京地裁で傍聴した2つの裁判で、それぞれの立場で出廷した2人の親の姿が強く印象に残った。
傍聴した裁判は、競馬法違反罪などに問われた男性被告(38)の初公判(12月20日)と、夫を殺害して遺体をバラバラにして捨てたとして殺人罪などに問われた三橋歌織被告(33)の第2回公判(同25日)だ。
競馬法違反罪に問われた被告は、起訴状などによると、もう1人の男性被告=公判中=ら3人と共謀。今年10月28日に開催された競馬、競輪、競艇の各レースで、いわゆるノミ行為を行い利益を得た。歌織被告の起訴事実は、あえてここで説明する必要もないだろう。
競馬法違反の被告の公判には、年老いて歩くのも辛そうな被告の母親が弁護側証人として出廷した。一方、歌織被告の公判には、殺害された夫、祐輔さん=当時(30)=の母親が検察側証人として出廷した。