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セレブ妻バラバラ事件公判 きょう歌織被告の友人ら証言
東京都渋谷区の外資系金融会社社員、三橋祐輔さん=当時(30)=の切断遺体が見つかった事件で、殺人と死体損壊などの罪に問われた妻の歌織被告(33)の第2回公判が25日午前10時から、東京地裁(河本雅也裁判長)で開かれる。きょうの公判から4回をかけて、証人尋問が行われる。公判では、祐輔さん殺害に至る経緯をめぐり、検察側と弁護側が真っ向から対立。真相解明のための攻防が始まる。
公判では、祐輔さんを殺害するまでに何があったのか▽犯行時の善悪の判断▽行動を制御することができたか−が主な争点となっている。
きょうの公判では、検察側が請求した証人11人のうち、5人の尋問が予定されている。注目されるのは、歌織被告が結婚前から交際していた男性と、犯行直前に祐輔さんの女性関係について相談した友人の証言だ。
検察側は、知人らの証言から、2人の夫婦関係が破綻(はたん)し、歌織被告が金銭的に有利な条件で離婚話を進めようとしていたことや、離婚話が思い通りに進まない腹立ちから、祐輔さんへの憎しみを募らせていたことなど、殺害に至る経緯を立証していくとみられる。
これに対し、弁護側は検察側の描く構図を「作りあげられた虚構」と反論。歌織被告は、祐輔さんの長期の配偶者間暴力(DV)で心的外傷後ストレス障害(PTSD)となり、「自分をコントロールできず殺害に及んだ」と主張している。
また、証人尋問の先頭を切って、祐輔さんの母親が証言台に立つ。捜査段階では「歌織は悪魔だ。一生苦しみ続けてほしい」と検事に供述。事件から約1年たった思いを、歌織被告に投げかけるとみられる。
起訴状によると、歌織被告は18年12月12日早朝、自宅で就寝中の祐輔さんの頭をワインの瓶で殴って殺害。遺体を切断し、タクシーと台車で新宿区内の路上や東京都町田市の公園などに運び遺棄した。




