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【法廷から】“親思い”な被告 本当の親孝行を (1/3ページ)
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「雨が降ろうが朝から晩まで働いて、私の後を継ごうとしていたんですが」−。被告となった息子のために証人として出廷した父親がそう語ると、それまで強いまなざしで前を見据えていた被告の目が、一瞬赤くなった。
21日、東京地裁で開かれた強盗予備と住居侵入の罪に問われた男性被告(22)の初公判を傍聴した。被告は今年9月、4人の男と共謀して都内の民家に玄関の施錠を破って侵入。犯行時にバール、ナイフ、モデルガンを携帯していた。
被告はグループの主犯格で、事前に20〜30万円を犯行のための“軍資金”として準備、地元の大阪から東京へ4回ほど下見に行っていた。直前に電話線を切ったり、役割分担をするなど計画的だったが、「ガラスをたたくような音」(被害者の供述調書)で住人に気付かれ、何も盗らずに逃げた。また、被告は今年8月、暴力団事務所へ出入りし、被害者宅に「金がある」という情報を仕入れていた。