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起訴状間違い「ありません」 ロングヘアかき上げ、化粧気なしの歌織被告
このニュースのトピックス:渋谷バラバラ殺人 セレブ妻公判
外資系金融会社社員、三橋祐輔さん=当時(30)=を殺害し、遺体を切断・遺棄したとして、殺人などの罪に問われた妻の歌織被告(33)。20日の初公判では起訴事実を認めながらも、「夫の長期の暴力で心的外傷後ストレス障害を発症していた」と主張した。夫を殺害した胸の内は、公判を通じてどこまで語られるのだろうか。
午前10時、東京地裁104号法廷。水色のトレーナー姿で入廷した歌織被告。河本雅也裁判長に起訴事実について間違いがあるかを問われると「ありません」と首を横にふりながら、消え入りそうな声で起訴事実を認めた後、検察側の冒頭陳述をうつむき加減で耳を傾けた。
スマートでモデルのような容姿。高級マンションに外資系金融マンの夫。誰もがうらやむ“セレブ”だったはずの歌織被告。ロングヘアを時折かき上げながら、化粧気のない表情で、ハンカチを手に被告人席に座る姿は、そんな面影すら見えない。
歌織被告は15年3月に祐輔さんと結婚。捜査段階では、祐輔さんからDV(配偶者間暴力)を受けていたことや、祐輔さんの浮気を挙げ「妻として女としての扱いに不満を持ち、言い争いが絶えなかった。結婚生活に無理があると感じた」と供述していた。
しかし、検察側冒頭陳述は、まったく別の面を指摘した。
「被告人には、被害者と結婚する前から愛人がいて、マンションの家賃を払ってもらうなどの援助を受けていた。結婚した後も、15年11月ごろまで、男性と関係を続けていた」
「被害者にマンションを買わせて、離婚の際には自分のものにしようと思っていた」
歌織被告はハンカチで汗をぬぐいながらも、淡々とした表情で検察側の冒頭陳述を聞いていた。



