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【法廷から】被告になった元大使館員 (1/3ページ)
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かつて日本大使館員だった男が10日、法廷に立った。ボサボサ頭にGパン、Gジャンという後姿には、かつて2等書記官として世界を舞台に活躍した面影はなかった。
東京地裁で業務上横領の罪に問われたのは、酒井悟被告(47)=懲戒免職。起訴状によると、酒井被告は平成18年4月初めから同年12月末までの間、フランス・パリにある在コートジボワール日本大使館に官房班会計担当として在職。その間、大使館員の出張に使う航空券購入などのための小切手6通を、同市内の銀行で勝手に換金して約1万7500ユーロ(約300万円)を横領した。
検察官は公判の中で、酒井被告が平成15年2月から赴任していた在マダガスカル日本大使館でも同様の手口で14件、約1240万円を横領した余罪があることも明らかにした。「横領した金のほとんどを酒とカジノに費やした」(被告の供述調書)という。