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【法廷から】バットで小学生を殴ったおじさんの“言い分”は… (2/2ページ)
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検察官によると、被告は事件から2カ月以上たった今でも、男児やその家族に謝罪していない。検察官に「お金がなくてもおわびの手紙だけでも書くということが思いつかなかったのか?」と聞かれた被告は、「はい」と答えるのみだった。
検察官は、被害を受けた男児の供述調書を読み上げた。男児は「野球の練習をするために、よく公園へ行っていた」が、事件後は「いつも不安な気持ちになる」という。事件当時、男児と一緒にいた兄も供述調書の中で、「野球がうまくなるために練習をしていただけなのに、小さい弟をバットで殴ったおじさんは絶対に許せない」と怒りを込めて話している。
検察官は論告で「危険な犯行を平然と行った。身勝手な動機に酌量の余地はない」と述べ、懲役1年2カ月を求刑した。弁護側は最終弁論で、「被告は今後、まじめに働いてホームレス生活をやめる次第です」と執行猶予付きの判決を求めたが、公園で一生懸命野球の練習をしていた男児が突然、バットでおじさんに殴られた恐怖は計り知れない。判決は12月5日に言い渡される。(西尾美穂子)