ニュース:事件 RSS feed
イラク派遣訴訟で原告敗訴
このニュースのトピックス:民事訴訟
自衛隊のイラク派遣は違憲で、国民の平和的生存権を侵害するとして、元自民党衆院議員で防衛政務次官や郵政相も務めた故箕輪登さん(昨年死亡、遺族が訴訟継承)ら北海道内の33人が、国に派遣差し止めと1人1万円の慰謝料を求めた訴訟の判決で、札幌地裁(竹田光広裁判長)は19日、請求をいずれも退けた。
原告弁護団によると、同様の訴訟は札幌のほか全国10都府県の各地裁に起こされたが、原告敗訴が続いている。
箕輪さんは、陸上自衛隊本隊の第1陣がイラク入りする直前の平成16年1月、全国に先駆けて提訴。17年3月には大学教授や元国会議員らが2次提訴し、派遣差し止めを求めていた。
訴えによると、原告らは重装備の自衛隊をイラクに派遣することは憲法9条や自衛隊法に違反すると主張。さらに国内外の日本人がテロの標的になる可能性が増大し、平和的に生きたいと考えている原告にとって耐え難い苦痛としていた。