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無罪主張のわいせつ教頭に実刑判決 さいたま地裁

2007.10.29 12:37
このニュースのトピックス刑事訴訟

 女性の体を触ったとして、強制わいせつ罪に問われた埼玉県三郷市立後谷小学校教頭、勝又春夫被告(58)=同県越谷市、休職中=の判決公判が29日、さいたま地裁であり、福渡裕貴裁判官は「強固な意志に基づく執拗(しつよう)なわいせつな行為で、被害者は強度の精神的苦痛を味わった」として懲役1年6月(求刑同2年)を言い渡した。弁護側は即日控訴した。

 公判で弁護側は「女性の携帯電話の通話記録から、犯行時間は1分54秒で一連の行為は不可能。目撃者や現場の指紋などの証拠もない」と無罪を主張したが、福渡裁判官は「女性の証言は信用でき、犯行の再現実験は移動が徒歩で正確性に欠ける。証拠がないから犯罪証明ができないという理由にはならない」と退けた。

 判決によると、勝又被告は昨年12月30日午前1時ごろ、同県越谷市の東武伊勢崎線新越谷駅西口の路上で、タクシーを待っていた同市の女性=当時(43)=に後ろから抱きつき、「ジュースを買ってやるからホテルに行こう」などと声を掛けて近くのビルに引きずり込み、女性の胸などを触った。

 県教育委員会は「一審判決で刑が確定していないので処分はせず、司法の判断が明らかになるまで見守りたい」とした。

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