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薬剤師過労死 約8000万円の賠償命じる
このニュースのトピックス:民事訴訟
大手ドラッグストア「スギヤマ薬品」(名古屋市)に勤務していた薬剤師、杉山貴紀さん=当時(24)=が長時間労働が原因で過労死したとして、静岡県の両親が計約2億600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁の多見谷寿郎裁判長は5日、約8300万円の賠償を命じた。
判決などによると、杉山さんは平成12年4月に入社、同年5月に愛知県豊田市の永覚店に配属された。死亡直前の1カ月の時間外労働は約131時間だった。
杉山さんは13年6月7日、知人宅で死亡。両親は、薬剤師が杉山さん1人で死亡直前まで交代要員がいなかったため、長時間労働を強いられたとして、同社の安全配慮義務違反を主張していた。
豊田労働基準監督署は16年10月、過重な労働と死亡の因果関係を認め、過労死として労災認定していた。
スギヤマ薬品は愛知、岐阜、三重県でドラッグストアなど約100店を展開している。