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光市母子殺害差し戻し審第8回、弁護側の被告人質問 (1/5ページ)
山口県光市の母子殺害事件で、殺人などの罪に問われた元会社員の男性被告(26)=事件当時(18)=に対する差し戻し控訴審の第8回公判が18日、広島高裁(楢崎康英裁判長)で開かれ、弁護側の被告人質問が行われた。被告人質問の主なやりとりは次の通り。
「『エッチな行為した』と話したらレイプと決めつけられた」
《差し戻し控訴審での被告人質問は4回目。被告はこれまでの公判では長かった髪を切り、グレーのジャケットにズボン姿だった》
弁護人「きょうは供述の変遷について聞きます。事件を起こしたことについて逮捕されたころどういう気持ちだったか」
被告「ひと言ではなかなか言い表せませんが、たいへん重大なことをやってしまったという認識です」
弁護人「逮捕翌日の検察官からの取り調べでレイプ目的の犯行だとする調書が作成されているが、このとき償いについて何か言われたか」
被告「『生きて償いなさい』ということを言われた。『亡くなった奥さんとエッチした』と話したのだが、検事さんは『だんなさんがいるんだから、死後でもレイプじゃないか』という風に話を持っていかれた」
弁護人「レイプ目的を認めなくて、何を言われたか」
被告「『このまま言い張るようだったら、死刑の公算が高まる。でも、ぼくは生きて償ってほしい』と言われたので、調書にサインした」
弁護人「調書についてはどう説明されたか」
被告「調書というものはしゃべったことがそのまま載るのではなく、取り調べた人の印象や感想が載るものだと言われた」
弁護人「言いたくないことは言わなくていいという説明はあったか」
被告「受けていない」
弁護人「当番弁護士は頼んだか」
被告「頼んでいない」
弁護人「だれかが頼んでくれたのか」
被告「はい」
弁護人「弁護士について検察官は何か言っていたか」
被告「弁護士はうそをつくし、費用も莫大にかかるけえ、親に迷惑をかけることになる、と」