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「あっちゃんのゆうちゃんを取らないで」妹バラバラ殺人・法廷一問一答(1)=午後1時30分〜2時 (1/3ページ)
弁護人 「亜澄さんとは中学生のころから仲が悪く、憎悪感を抱くようになっていたのか?」
被告 「僕と妹の仲は悪くなかった」
弁護人 「悪くなかったというエピソードは?」
被告 「学校は違ったが、乗る電車は一緒だった。仲が悪ければ一緒に通学することもない」
弁護人 「電車の中ではどのような様子だったか?」
被告 「毎日、満員電車だったので、妹は体をくっつけるようなことがあった。頭を肩や背中に押しつけたり、すりつけたりするような仕草だったので、恥ずかしいやら照れくさいやらだった。『やめろよ』なんて言ったこともある」
弁護人 「友達が一緒になることもあった?」
被告 「はい。そういうときは友達と話を始めてしまうが、妹は『あっちゃんのゆうちゃんを取らないでよ』と言うこともあった」
弁護人 「高校のときの仲は悪かったのか?」
被告 「悪くなかった」
弁護人 「悪くないというエピソードは?」
被告 「妹の誕生日やクリスマスにプレゼントをあげたり、ゲームを貸してあげたことも多かった。誕生日にはケーキを焼いてあげたこともある」
弁護人 「ケーキは1から焼いたのか?」
被告 「スポンジケーキを焼いた」
弁護人 「喜んでいた?」
被告 「分量を間違えて味の濃いケーキになってしまったのだが、妹は『おいしい、おいしい』
と食べていたような気がする」
弁護人 「亜澄さんが家出したとき、あなたは『このままずっと帰ってこない方がいい』と思ったのか?」
被告 「いいえ。どちらかというと早く帰ってきてほしいと思っていた」
弁護人 「亜澄さんは、あなたが探してきた短大に合格したが、浪人中だったあなたはどのように感じたか?」
被告 「僕と違って妹は賢いなあ、とか。やはり妹のことだから誇らしげに思ったりもした」
弁護人 「うらやましいとか、負の感情は?」
被告 「ねたんだことは一度もない」
弁護人 「どういう意味で誇らしく思ったのか?」
被告 「一発で合格しちゃう妹の兄だということ。それに、学校を探しただけだけど、手助けしてあげたこと」
弁護人 「亜澄さんは合格できると思っていた?」
被告 「正直申し上げると無理だと思っていた」
弁護人 「なぜ?」