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3人軽傷、住民30人避難 下関三井化学で爆発火災
このニュースのトピックス:火災・爆発・放火
4日午後1時半ごろ、山口県下関市彦島迫町の下関三井化学の工場で火災が起き、爆発も数回あった。県警や下関市消防局によると、爆風に飛ばされ打撲した男性作業員(29)ら工場関係者2人と、近くの民家を訪問中に飛んできた瓦で手を切った男性(40)の計3人が軽いけがをした。
工場で扱っていた毒性のある三フッ化窒素(NF3)ガスが外部に漏れたため、市は近隣の約430世帯に自主避難を呼び掛け、約30人が公民館に避難した。ガスによる健康被害は出ていない。
市消防局によると、周辺の住宅や事務所計37棟と車30台に窓ガラスが割れるなどの被害が出た。火災は午後4時10分ごろ鎮火した。下関署などは5日以降、実況見分して原因を調べる。
同社によると、爆発は液状のNF3を気化させボンベに詰める作業中に起きたらしい。NF3は半導体工場で機械の清掃に使われる。
同社は「高濃度で吸えば呼吸困難を起こす恐れがあるが、大気に拡散すれば問題ない」としている。下関市による現場周辺での約1時間後の測定でも、NF3の濃度は10ppm以下と低かった。
同じ工場では平成13年4月にも、作業員3人が軽傷を負う爆発事故が発生。機械の異常に気づきながら運転を継続したとして、当時の運転管理責任者ら2人が業務上過失傷害容疑で書類送検されたが、不起訴となっている。
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