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群馬の老人福祉施設火災 県に無届け 「劣悪な環境」情報も
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群馬県渋川市の老人福祉施設「静養ホームたまゆら」で3棟が全半焼し5人が遺体で見つかった火災で、同施設は福祉施設として県に届け出がなかったことが20日、分かった。県はこれまでにも施設を運営する特定非営利活動法人(NPO法人)「彩経会」(高桑五郎理事長)に対し、施設概要の説明などを求めてきたが、内容に矛盾する点があることなどから週明けにも実態調査に乗り出す方針だった。
県によると、同施設について「高齢者を集めて食事を与えている」「劣悪な環境らしい」などの情報が寄せられたため、彩経会に対し、施設概要の説明を求めたという。
今月に入り、彩経会から概要確認書の提出を受けたが、施設概要を「25室、定員25人」とする一方、建物の構造を「1棟15部屋」とするなど、矛盾があった。
このため、県では週明けにもこの施設の実態調査を行う方針だったとしている。県介護高齢課によると、同施設は老人福祉法に基づく「有料老人ホーム」に該当する可能性があるが、その場合、所在地の都道府県知事に対し、施設運営の届け出を行う義務がある。
一方、県警渋川署は行方不明者2人の捜索を続けるとともに、現場検証を行い出火原因の特定を急いでいる。同署は失火、放火の両面で調べており、高桑理事長から、火気の取り扱いや防災体制など、施設の管理状況について事情を聴いている。
県警によると、所在が確認されていないのは大友良隆さん(73)▽梶藤ふみさん(71)▽久保田文雄さん(55)▽山田登美子さん(84)▽尾池純さん(72)▽沢村晴男さん(75)▽佐藤政子さん(84)の男女7人。
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