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湯布院野焼き火災「予想外の火勢どうして」
春を迎えるのどかな恒例行事が一転、地域の住民4人の命をのみ込んだ。大分県由布市の山あいで17日、6人が死傷した野焼きでの惨事。「火はどうして予想以上に燃え広がったのか」。人気の由布院温泉も近い現場では、野焼きに参加した住民らが真っ黒な焼け跡を前に立ちすくんだ。
「火が燃え広がっている。防火線を越えた」。野焼きの現場から焦った声で通報があったのは午後1時半ごろ。同市消防本部によると、消防隊員が現場に到着した時点で火はほぼ消えていたが、数人が行方不明になっていることが分かり、事態が一気に緊迫したという。現場近くの歯科医院に勤める歯科衛生士の田中由香さん(44)は同日午後、空が暗くなるほどの煙に気付いた。医院の外を見ると、野焼きの延焼がどんどん拡大していったという。「朝の出勤途中に消防車や消防団員を見たので野焼きをやるのだろうと思ったが、まさか人が亡くなるなんて」と驚いていた。




