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システム熟知せず、複雑な車両運用も 新幹線トラブル (1/2ページ)
年末の帰省ラッシュを直撃した昨年12月29日の新幹線トラブル。悪天候などで前日のダイヤが大きく乱れたことで、新幹線総合システム「コスモス(COSMOS)」への入力データが膨大になったことが直接の原因だったが、車両の種類が多く運用計画の変更が「パズルのよう」(JR関係者)に難しかったことや、JR東日本がコスモスのデータ切り替え時の特性に熟知していなかったことも背景にあった。
同社の新幹線は東京駅始発の東北、長野、上越新幹線が、大宮駅で仙台、長野・新潟方面に分岐。東北新幹線に連結している山形、秋田新幹線は福島駅、盛岡駅で分離し、在来線と線路を共有する。
200系、400系、E1〜4系の6車種あるが、在来線規格のミニ新幹線から、オール2階建てまでサイズや編成、座席数はさまざま。長野新幹線のE2系0番台は急坂や電源周波数の切り替えに対応しているため代替がきかない。
12月28日は、大雪や強風による影響と車両故障で、山形、秋田、長野の各新幹線はダイヤが乱れ、途中で東北新幹線と連結するはずのミニ新幹線が単独で走行するなど車両の運用も大幅に変更。最終的に多くの車両が別の車両と待機場所が入れ替わる状態となり、翌日始発からの運用計画も大幅な変更を迫られた。
コスモスは、4日先までの運行データをあらかじめ入力。ダイヤ編成、進路制御(ポイント切り替え)、車両運用計画のほか、各車両の経年数や走行距離まで管理している。
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