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「すごく真面目で素直…」ひき逃げ被害の少年悔やむ声
東川達也さん(16)は10月から父親の雅信さん(42)と同じ新聞販売店に勤めたばかりで、15日にもらった初めての給料で同居の祖父、内田隆造さん(72)に「ビールでも買いや」と小遣いを渡す心優しい少年だった。
関係者によると、達也さんは雅信さんの前妻とともに暮らしていたが、9月ごろに雅信さんが引き取る形で再婚相手の女性(36)と祖父の4人で同居していた。
新聞販売店代表の古谷浩忠さん(45)によると、達也さんは「今時の16歳にしてはすごく真面目で素直」。朝刊配達のため午前2時に出勤し、配達後も自主的にあいさつ回りや景品配達をこなしていた。
「最近、髪を茶色く染めたので『若いから気持ちは分かるが客商売だぞ』と注意したら『すいません。徐々に染め直します』と素直に言っていた。まさにこれからというとき。残念でならない」と声を震わせた。
この日早朝、事故の知らせを受けた雅信さんは家を飛び出し、帰宅してから「息子が死んでしまった」と号泣したという。自宅で待ち続けた隆造さんは「本当に優しい子だった。なんでこんな目に遭わなくてはいけないのか…」と目を真っ赤にしながら話した。
一方、雅信さんは「悔しいという以外にない。今日は日曜でチラシも多く、いつもより準備に時間がかかった。それがなければ、事故に遭うこともなかったのに…。容疑者に言いたいことは何もない。同じ目に遭わせてやりたい思いだ」とするコメントを発表した。
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