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阪神大震災の被災者が新潟県中越地震の被災地へ
平成7年の阪神大震災で被災し、兵庫県西宮市内の災害復興住宅に住む被災者らが23日、新潟県中越地震の被災地、同県川口町を訪れ、現地の被災者と交流する。今年1月17日、川口町の被災者が、同市を訪れたのが交流のきっかけ。地震が発生した午後5時56分には、一緒に黙●(=示へんに寿の旧字体)(もくとう)を捧(ささ)げる。参加する山本東志夫さん(74)は「お互いの課題などを語り合いたい」と話している。
訪問するのは、同市内の7つの復興住宅に住む被災者とボランティアら計18人。23、24日の2日間、中越地震で震度7を記録した同町木沢地区の被災者らと交流する。
震災から13年を迎えた今年1月17日、2つの被災地の復興を支援するNPO法人「日本災害救援ボランティアネットワーク」(神戸市中央区)などの協力で、同地区の住民18人が同市の復興住宅などを訪問し、追悼行事にも参加した。その際、震災の被災者がつくった木彫りの観音像がプレゼントされ、同町内に安置されている。
今回の訪問は、“お返し”の意味が込められており、山本さんらは同地区の民家に宿泊し、互いの現状や問題などを話し合うなどする。
この日午前8時20分ごろ、山本さんらは同市内の災害復興住宅を出発し、現地に向かった。震災で家屋の下敷きになり、脊髄(せきずい)損傷のため車いすで生活する飯干初子さん(62)は「こんなに遠出するのは震災後初めて。交流を楽しみにしている」と話した。
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