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早稲田大学の化学実験室で火災 消防車24台、一時騒然

2008.10.17 04:30
爆発によると思われる煙が立ちこめた早稲田大学6号館(奥の明かりのついた建物)=17日、午前1時49分、東京都新宿区西早稲田の早稲田大学爆発によると思われる煙が立ちこめた早稲田大学6号館(奥の明かりのついた建物)=17日、午前1時49分、東京都新宿区西早稲田の早稲田大学

 17日午前1時10分ごろ、東京都新宿区西早稲田1、早稲田大学6号館4階の化学実験室から出火、同室の一部約10平方メートルが焼けた。火は約2時間20分後に消し止められ、同館内にいた研究生らは警備員の誘導で全員館外に避難し、無事だった。消防車24台が出動して消火にあたり、マンションなどが立ち並ぶ西早稲田の住宅街に隣接する現場付近は一時、騒然とした。

 警視庁戸塚署と東京消防庁によると、実験室は16日も実験で使われたが、出火時は無人で、ドアにはカギがかけられていた。警備員が駆けつけた際、室内では炎が見え、煙が充満していたという。

 現場の実験室には常時、実験用の試薬類などが一定量保管されていたが、火災による有毒ガスの発生はなかった。出火当時火の気はなく、警視庁と消防で出火原因を調べる。

 大隈講堂に近い正門前に消防車が相次いで到着すると、付近は消防車の赤灯とサイレン、消防隊員らで緊迫した雰囲気に包まれた。消防隊員は次々に消防車から飛び降りるが、火元の建物を発見できず右往左往。火元がキャンパス北側の公道に面した6号館と判明すると、完全装備の消防隊員が建物に突入。付近の住民や学生らは焦げ臭い空気の中、不安そうな表情で消火活動を見守った。

 騒ぎを聞きつけて現場に出てきた第1文学部4年、峰岸雅之さん(21)は、「こんな夜中にキャンパスで火災など信じられない」と驚いた様子で火元建物の方を見上げていた。

 同大学生によると、火元の6号館は主に教育学部の理系学科や院生の実験室として使われており、薬剤が入ったタンクなどが並んでおり、「いつか事故がおきるのではないかと不安だった」という。

 

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爆発によると思われる煙が立ちこめた早稲田大学6号館=17 日午前1時37分、東京都新宿区西早稲田の早稲田大学
爆発によると思われる煙が立ちこめた早稲田大学6号館(奥の明かりのついた建物)=17日、午前1時49分、東京都新宿区西早稲田の早稲田大学
爆発によると思われる煙が立ちこめた早稲田大学6号館(右)=17 日午前1時43分、東京都新宿区西早稲田の早稲田大学
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