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ラーメン店員死亡、CO中毒か和歌山
31日午前4時25分ごろ、和歌山市鳴神のラーメン店「マルタカラーメン」=高橋義一さん(70)経営=から煙が出ているのを新聞配達員の男性が発見、119番通報した。消防隊員が店内で、高橋さんの妻で従業員の和(かず)さん(55)が倒れているのを発見し、病院に搬送したが、間もなく死亡が確認された。
和歌山東署の調べでは、和さんに外傷はなく、死因は一酸化炭素(CO)中毒とみられる。
和さんは定休日の30日夜から、1人で仕込み作業をしていたという。消防隊員が駆けつけた際には、店内に煙が充満し、火がついたままのコンロに鍋がかけられ、中でチャーシューがこげついていた。店の入り口は閉まった状態で、換気扇も回っていなかったという。同署では、換気状況が悪かった可能性があるとみて調べている。
同店は、JR和歌山駅の東約1・6キロの幹線道路沿いのマンション1階に入居している。
CO中毒とみられる事故は30日朝にも、大阪市東住吉区のパン店で発生している。
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マルタカラーメンは地元の有名店のひとつ。和歌山ラーメンの元祖とされる同名のチェーン店とは無関係だが、厚切りのチャーシューが人気で、ガイドマップなどにも紹介されている。
同店は経営者の高橋義一さんと亡くなった妻の和さん、女性従業員の3人で切り盛り。スープで煮込んで味をしみ込ませた約1・5センチの厚切りチャーシューが特徴で、その仕込みを毎日午後8時ごろから行っていたのが和さんだった。30日は定休日だったが、1人で作業していたらしい。
知らせを受けて駆けつけた女性従業員は「何が何か分からない」と取り乱した様子。同店でよくラーメンを食べるという近くの女子高生(17)は「ここはネギが多くておいしい。店主(義一さん)はラーメンを残すと怒るが、奥さんは明るい感じの人だった」と話していた。

