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濁流4人死亡事故受け、兵庫県が再発防止策検討 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:自然災害
神戸市灘区の都賀川が大雨で増水し、4人が濁流に流されて死亡した事故を受けて、川を管理する兵庫県は29日、危険を知らせる警報器の設置など、再発防止策の検討を始めた。しかし、今回のような急激な増水にはサイレンを鳴らしても「間に合わない」との声もあり、決め手となる対策がなかなか見つからないのが現状だ。
都賀川は延長が約1.8キロと短いが高低差は47メートル。ほぼ一直線に六甲山の急な傾斜を流れるため突発的に水位が上がりやすい。
段階的に水位が上がる台風などに対しては、避難勧告マニュアルなどの備えがあり、住民に避難勧告を出すこともできるが、10分間で1メートル以上も水位が上がる鉄砲水は「想定外」(県神戸土木事務所)で、警報器などは設置されていない。
六甲山の南側には都賀川を含め25河川が流れる。いずれも都賀川と同様に増水しやすいが、住民に増水や危険を知らせる警報システムがあるのは上流にダムがあるなどの2河川のみ。
県の担当者は今回の都賀川の増水のメカニズムを分析。六甲山系を流れる各河川の実態を改めて調査する必要があるとするが、「警報システムがあっても、今回のように短時間で一気に増水するケースでは役に立たない」とも話しており、都市型河川を前に、有効な対策を探しあぐねている。
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