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岩手震度6強 広範囲で地震
24日午前0時26分ごろ、岩手県沿岸北部で震度6強、青森県八戸市などで震度6弱を観測する地震があった。北海道や東北、関東地方の広い範囲で震度4や震度3を観測した。
気象庁によると、震源地は岩手県沿岸北部で、震源の深さは約120キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・8と推定される。この地震による津波の心配はない。各地の主な震度は次の通り。
震度6強=岩手県洋野町▽震度6弱=岩手県野田村、青森県八戸市、五戸町、階上町▽震度5強=岩手県宮古市、久慈市、山田町、普代村、青森県東北町、東通村▽震度5弱=岩手県岩泉町、田野畑村、川井村、青森県十和田市、三沢市、野辺地町
青森県八戸市周辺の8市町村を統括する八戸広域消防本部によると、地震発生から24日午前1時までに、管内でビルを含む2件の火災通報があったほか、相次いで5件の救急搬送の要請があった。また、東北自動車道の一部が通行止めになった。
JR北海道によると、青函トンネル内を走行中だった札幌発上野行き寝台特急北斗星2号が、地震による青森県側の状況確認のため、トンネル内で停車した。また、総務省消防庁によると、地震によりガス中毒になった人が1人いるという。
東北電力によると、岩手県内と青森県八戸市の広い範囲で停電した。宮城県の女川原発と、青森県の東通原発は通常通り運転している。既に運行を終えていた東北新幹線の列車に影響はなかった。
溝上恵東京大名誉教授の話「震源の深さから考えると、陸側のプレートの下に沈み込んでいる太平洋プレートとの境界か、太平洋プレートの内部で起きた地震と考えられる。地下の深い場所で起きる『深発地震』の特徴で、沿岸部から内陸に広い範囲で揺れが広がったとみられ、震源の真上では揺れが強かったと考えられる。今後、被害状況の情報を詳しく集めて、余震に気をつけなければならない」


