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【中越沖地震1年】515人参列し合同追悼式
死者15人、負傷者2300人以上を出した新潟県中越沖地震は16日、発生から1年を迎えた。震度6強を記録し、大きな被害が出た柏崎市では、県と市と刈羽村による合同追悼式が開かれ、参列者は犠牲者の冥福(めいふく)を祈新潟県中越沖地震の遺族(左側)と「ふるさと」を合唱した柏崎小学校の児童ら=16日午前り、復興への誓いを新たにした。
地震が発生した午前10時13分、515人の参列者全員で黙祷(もくとう)。会田洋市長が「この震災から得たさまざまな教訓を踏まえ、一日も早く復興を成し遂げたい」と述べ、遺族25人や来賓が祭壇に花をささげた。
遺族を代表して、散歩中に倒壊した寺の下敷きとなって亡くなり、2日後の夜に発見された元高校教諭、猪俣孝さん=当時(76)=の長男、宏さん(47)が「この1年、心に穴が開き何も手につかない状態が続いたが、全国の皆様のお言葉やご支援に大変勇気づけられた。これからも明るい未来に向け、力強く歩み続けたい」とあいさつした。
最後に柏崎小6年生80人が、地震直後に被災者が出した一通のメールから生まれた復興応援ソング「私にできること」を合唱した。
午後からは被災各地で復興祈念イベントが催される。柏崎市のみなとまち海浜公園では、全国からの支援に感謝を表した3500本のキャンドルに灯がともされ、追悼と復興の願いを込めた花火が打ち上げられる。
地震の揺れで自動停止した変圧器が炎上、今も7基すべてが止まったままの東京電力柏崎刈羽原発でも、高橋明男所長らが、東電や協力企業の社員らを集めて訓示。
中越沖地震の重軽傷者は長野、富山両県を含め2346人。住宅被害は全壊1330棟を含む4万棟以上に上り、今も約2500人が仮設住宅で生活している。
法律に基づく「特定非常災害」に指定されておらず、仮設住宅の入居期限(2年間)の延長が認められないため、再建のめどが立っていない住民の住宅確保が懸案となる。




