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2隻の航海士を書類送検へ 明石海峡事故

2008.7.3 01:57
このニュースのトピックス航空機・海難事故

 神戸市沖の明石海峡でタンカーなど3隻が衝突した海難事故で、第5管区海上保安本部(神戸市)と神戸海上保安部は3日、業務上過失致死と業務上過失往来危険容疑で、栄政海運(兵庫県姫路市)の砂利運搬船「第5栄政丸」の1等航海士(36)と、第一タンカー(東京都)のタンカー「オーシャンフェニックス」(オ号)の2等航海士(54)の2人を神戸地検に書類送致する。同保安部は2人が周辺海域の監視を怠ったことが事故につながったとみている。

 調べでは、今年3月5日午後2時55分ごろ、神戸市沖2・5キロの明石海峡で、北東から進入した栄政丸がオ号と衝突し、はずみでオ号は並進していたベリーズ船籍の貨物船「ゴールドリーダー」にぶつかった。ゴ号は転覆し、沈没。フィリピン人乗組員3人が死亡、1人が行方不明になっている。

 衝突の直前、5管大阪湾海上交通センター(兵庫県淡路市)がオ号に接近する栄政丸を確認し、無線で衝突の危険性を伝えた。2隻とも無線を受けることができる状態だったが、いずれも反応はなかった。調べに対し、2人は「直前まで相手の船に気づかなかった」などと供述しているという。

 一方、同保安部は、ゴ号は航路進入前から手動操舵で航行していたことなどから過失割合は低いとみており、乗組員の立件を見送る方針。

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