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【岩手・宮城内陸地震】イチゴとイワナを救い出せ! (1/2ページ)
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人々の生活に大きな傷跡を残した岩手・宮城内陸地震は21日、発生から1週間を迎えた。生活基盤を一瞬にして失い、深い絶望感を感じながら避難生活を送る住民も多く、依然として10人が不明のまま。そんななか、被災地に残され全滅の危機にあるイチゴやイワナを“救出”しようとする住民が現れた。「結果がどうあれ、前に向かって進もう」。住民らは復興を信じ、絶望を希望に変えるために動き出した。
土砂崩れで2人が行方不明になっている「駒の湯温泉」がある宮城県栗原市の耕英地区。冷涼な気候を生かしたイチゴの名産地として知られ、イワナの養殖も盛んだ。
しかし、現在同地区には避難指示が出され、約100人いた住民は土地を離れることを余儀なくされた。イチゴは今が収穫期で、すでに赤く色づいた果実は、7月中旬までが摘み入れの限界。10万匹以上いる養殖イワナは世話もできず、身やせや稚魚の共食いなどが心配されている。
こうした窮状を見かね、立ち上がった避難住民がいる。同地区で民間野外学習施設「くりこま高原自然学校」を運営する佐々木豊志さん(51)だ。
佐々木さんは世界各地でボランティア活動に従事。阪神大震災で復興ボランティアの経験もある。平成8年に同施設を開所し、不登校やニートの若者の社会復帰支援などを行ってきた。イチゴ農家には野外学習で手伝いをやらせてもらうなど、縁も深い。