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踏切遮断棒の「復旧キット」を開発 JR西が6月から本格導入 (1/2ページ)
JR西日本が、踏切遮断棒の折損トラブルによる運行ダイヤの乱れを最小限に抑えるため、電気系統の取り扱いに慣れない駅係員でも折れた遮断棒を応急処置できる「仮復旧キット」を開発、6月から管内で本格導入することが分かった。本来は、修理作業員が現地で安全確認するまで時速15キロ以下の徐行運転が定められているが、最寄り駅の駅員がキットを使って迅速に処置することで、正常ダイヤに戻る時間を大幅に短縮できそうだ。
仮復旧キットは、折れた遮断棒をゴム製の防護カバーで一時的に接合させる器具一式。遮断棒の先端部と根本部にそれぞれ対応できる器具があり、マニュアルに従えば電気系統の専門教育を受けていない駅員でも迅速に復旧作業ができる。
JR西は、現場での試験導入を経て遮断棒の機能正常化と復旧時間の短縮の効果を確認、全社レベルでの本格導入を決めた。
同社によると、踏切遮断棒が無謀横断した車などに折られると、通報を受けた新大阪総合指令所が安全運行のため、現場付近の電車に時速15キロ以下の速度制限を指示。作業員が現地に到着し、安全が確認でき次第、徐行運転を解除。折れた遮断棒を取り外して新品に取り換え、正常に機能するかを確認する手順になっている。


