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【岩手・宮城内陸地震】「プールが津波のようだった」 「震度6強」下の小学校

2008.6.14 14:52
このニュースのトピックス地震
地震によって商品などが散乱した「須川高原温泉」の土産物売り場=14日午前9時4分、岩手県一関市厳美町地震によって商品などが散乱した「須川高原温泉」の土産物売り場=14日午前9時4分、岩手県一関市厳美町

 「プールの水が波立って津波のようだった。校舎の瓦が落ちて、中庭の二宮金次郎の銅像にひびが入った」−。

 震度6強に見舞われた宮城県栗原市一迫真坂の「一迫小学校」(佐藤達也校長、児童229人)。地震発生時の激しい揺れの様子を、黒田守道教諭(33)は振り返り、「震える思いだった」と語る。

 この日は、吹奏楽の指導のため、朝から職員室に来ていた。音楽室では4〜6年の児童27人が楽器の自主練習中。音楽室に駆けつけた際、児童らはすでに校庭に避難するところだったという。

 児童らが自主練習を始めたのは午前8時半ごろ。15分足らずで強い揺れに襲われた。「楽器はいいから床に座って!」と6年生が叫び、全員が頭をかばうようにうずくまった。揺れが収まった後、すばやく校庭に避難したという。児童らにけがはなかった。

 「2日前に避難訓練を行ったばかりだったので、迅速な対応ができたが、まさかすぐにこんな地震が起きるなんて」(黒田教諭)

 一方、同校教諭の佐藤昭彦さん(44)は同市築館の自宅で出勤の準備をしていたところ、激しい揺れに襲われた。

 「ゴーっという強い縦揺れが数秒続いたあと、東西の横揺れが始まった。とっさに近くにいた息子の上にかぶさって、必死で揺れに耐えた」

 2階のタンスが全て倒れ、牛小屋の瓦が吹き飛ぶなどの被害が出たが、佐藤さんや長男の創太くん(10)らにけがはなかった。「家はぐちゃぐちゃになったが、けががなくてなによりだった」

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地震によって商品などが散乱した「須川高原温泉」の土産物売り場=14日午前9時4分、岩手県一関市厳美町
土砂崩れで削られた斜面現場=14日午後1時、宮城県・栗駒町(本社機から、小松洋撮影)
駒の湯温泉へ向かう災害派遣車両=14日午後2時52分、宮城県栗原市
 プロ野球交流戦楽天対巨人に訪れたファンは地震の影響で試合中止に落胆する=14日午後1時仙台市宮城野区Kスタ宮城 (撮影・春名中)
釣りに来た男性が死亡したがけ崩れの現場=14日午前10時ごろ、福島県いわき市
地震で陥没した岩手県奥州市胆沢区の道路=14日午前11時40分
地震で陥没した岩手県奥州市胆沢区の道路=14日午前11時43分
地震で亀裂が確認された山形自動車道=14日午前10時30分ごろ、山形市下宝沢(山形県警提供)
岩手・宮城内陸地震の影響でストップした新幹線(手前)。左奥は仙台駅=14日午後0時15分、仙台市青葉区
地震で堤体が変形した石淵ダム(北上川ダム統合管理事務所のホームページから)

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