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「救出活動は困難極めた」緊急援助隊が成田に帰国

2008.5.21 10:58
このニュースのトピックス四川大地震
日本の救助隊は成田空港に帰国。解団式では、心残りなのか覇気が無い隊員も見られた=21日午前9時44分、千葉県成田市の成田空港(小松洋撮影)日本の救助隊は成田空港に帰国。解団式では、心残りなのか覇気が無い隊員も見られた=21日午前9時44分、千葉県成田市の成田空港(小松洋撮影)

 中国・四川大地震で被災者の救出作業を続けていた日本の国際緊急援助隊約60人が21日午前、日航のチャーター機で成田空港に到着した。隊員らはやや疲れた表情で帰国。豊富な被災地体験と最新の装備を持っていたにもかかわらず、情報不足や移動時間の長さで「救出活動は非常に困難を極めた」などと振り返った。

 成田空港内で行われた解団式では、外務省アジア大洋州局の小原雅博参事官が高村正彦外相のメッセージを代読。「隊員の皆さんにはもっと救助活動ができたという複雑な思いもあるだろう」とねぎらう一方、日本大使館に中国人から寄せられた感謝のメールを披露した。

 解団式後に会見した同援助隊の小泉崇団長は、情報不足や移動時間の長さで「救出活動は非常に困難を極めた」と説明。「臨機応変に集中して任務に当たったが、大きなジレンマがあった」と振り返った。

 ある隊員は「中国は外国の援助隊の受け入れが初めてだったので仕方ないが、どの国にどの現場を任せるかという選択の部分で問題があった。無駄な移動を強いられた」と残念そうに話した。また、警視庁から派遣されたある男性隊員も「生存者を助け出せなかったことに悔いが残る。もっと早く派遣されていれば…」と話した。

 同空港到着ロビーには、中国人留学生ら約20人が詰めかけ、「中国の人々は日本に感謝します」などと書かれたプラカードを掲げて隊員らを出迎えた。都内の会社員、何堅さん(42)は「とにかく感謝の気持ちを表したかった」と話していた。

 同援助隊は第1陣が16日未明に現地入りし、青川県と北川県の2カ所で救出活動を行った。夜を徹した作業で数十体の遺体を発見したが、生存者の救出には至らず、新たに派遣された医療チームと入れ替わりで帰国した。

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日本の救助隊は成田空港に帰国。解団式では、心残りなのか覇気が無い隊員も見られた=21日午前9時44分、千葉県成田市の成田空港(小松洋撮影)
厳しい表情で解団式に臨む国際緊急援助隊員 =21日午前9時40分、千葉県成田市の成田空港(小松洋撮影)
成田空港に到着した国際緊急援助隊 =21日午前9時29分、千葉県成田市の成田空港(小松洋撮影)
中国から帰国し、成田空港に到着した国際緊急援助隊=21日午前9時半、千葉県成田市の成田空港(小松洋撮影)
中国から帰国し、成田空港に到着した国際緊急援助隊=21日午前9時半、千葉県成田市の成田空港(小松洋撮影)
中国から帰国し、成田空港に到着した国際緊急援助隊=21日午前9時31分、千葉県成田市の成田空港(小松洋撮影)
中国から帰国した国際緊急援助隊員=21日午前、成田空港

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