ニュース: 事件 RSS feed
被災地がパンダ保護区…気をもんだ30時間 「パンダは無事」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:動物園・水族館
中国・四川大地震で安否が気遣われていた震源地に近い臥龍自然保護区「臥龍パンダ保護研究センター」のパンダ86頭の生存が13日夜、確認された。パンダはワシントン条約で取引が規制される希少動物。中国の胡錦濤国家主席が日本に2頭の貸与を表明したが、被害があれば計画に影響を及ぼしかねなかっただけに、地震発生から30時間にわたり、“日中友好の使者”の安否に国内の関係者は気をもまされた。(北京・川越一、国府田英之)
中国国営新華社通信などによると、中国国家林業局が13日、四川省にある3つのパンダ飼育センターのうち、「成都パンダ繁育基地」の46頭と、「雅安自然保護区」の22頭の無事を確認したが、震源地のアバ・チベット族チャン族自治州●川県にある「臥龍パンダ保護研究センター」とは地震後、電話回線がつながらず連絡が途絶えていた。
同自治州へ通じる道路、通信網は寸断され、被災状況はほとんど伝えられていなかったが、13日午後になって震災を逃れた職員から衛星電話を通じて関係者に「14頭は安全な場所に移した」と連絡が入った。
同センター周辺でも死傷者が多数出ており、建物の倒壊などの被害が出ているもよう。パンダのおりの周囲には深い溝が掘られているため、地震でさくが壊れても、おりの外に逃げ出すのは難しい。連絡してきた職員は14頭以外の安否に言及しなかったため、日本パンダ保護協会(東京都)の斉鳴事務局長は「残りのパンダがどうなったのか…。怖くて想像できない」と残る72頭の生存を危ぶんでいた。
(●はさんずいに文)




















