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震源地にパンダ保護区「連絡取れず」 友好の使者の安否は 中国・四川大地震 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:四川大地震
中国・四川大地震で、震源地に近い臥龍自然保護区にある「臥龍パンダ保護研究センター」と連絡がとれず、飼育されているパンダの生存が確認できていない。胡錦濤中国国家主席が、日本に2頭の貸与を表明しているが、ワシントン条約で取引が規制される希少動物だけに、被害があれば計画に影響を及ぼしかねない。“日中友好の使者”の安否に、国内の関係者は気をもんでいる。(北京・川越一、国府田英之)
中国中央テレビ(CCTV)によると、中国国家林業局が13日、四川省にある3つのパンダ飼育センターのうち、「成都パンダ繁育基地」の46頭と、「雅安自然保護区」の22頭の無事を確認した。だが、震源地のアバ・チベット族自治州●川県にある「臥龍パンダ保護研究センター」とは地震後、電話回線がつながらず連絡が途絶えたまま。同センターでは64頭のパンダを飼育し、自然保護区内には約150頭の野生のパンダが生息するとされる。同自治州へ通じる道路、通信網は寸断され、被災状況はほとんど伝えられていない。
中国に滞在中の日本パンダ保護協会(東京都)の斉鳴事務局長によると、同センターではパンダのおりの周囲に深い溝が掘られているため、地震でさくが壊れても、おりの外に逃げ出すのは難しい。飼育員がいなければエサの供給は途絶えてしまうという。「研究センターの関係者に30分おきに電話をしているが、回線がつながらず職員の安否すら分からない。震源地に近いから被害はひどいはず」
。斉鳴事務局長は、パンダが“孤立”しかねない状況に不安を募らせる。
北京大パンダ野生動物保護センターの女性研究員は「臥龍以外でもパンダは飼育されているので、省内のパンダが全滅することはない」とも。裏を返せば、臥龍のパンダは全滅している恐れがあるとも受け取れる発言だ。
















