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厳戒・長野 相次ぐ抗議に高まる緊張 晴れないハレ舞台 (1/3ページ)
北京五輪の聖火リレーを控え、長野市内では25日、会場設営の準備が進められた。チベット問題をめぐり、支援者らが同市内で抗議活動を展開。街には警察車両が行き交い、沿道警備のためのフェンスを組み立てる警察官の姿が目を引いた。「平和の祭典」の華やかなムード以上に、緊張感に包まれるなか、関係者は神経をとがらせる一方、「無事に成功して」と願った。
臨時休業
25日午前6時前、羽田空港に着いた聖火は、陸路で長野に運ばれ、午前11時40分ごろ関係者が宿泊するホテルに到着。県警が厳しい警備を敷くなか、6台のバスがホテルに滑り込んだ。
青いジャージーを着た聖火を管理する中国人スタッフ「フレームアテンダント」らはバスを降りると、足早にホテル内に。
ホテルに隣接する飲食店の入ったビルでは、所有会社から26日の営業自粛を求める指示が各テナントに出ているという。まんじゅう店の男性従業員(47)は「個人的には聖火は歓迎だけど…」と騒動の余波に、複雑な表情を浮かべた。
また、JR長野駅から善光寺に続く沿道では、商店主らが植木鉢やのぼり旗を撤去するなど、不測の事態に備えて準備を続けた。
善光寺の辞退で急遽(きゅうきょ)変更された出発式会場の準備も急ピッチで進み、応援で派遣された他県警の警察官らが下見に訪れ、入念に打ち合わせをしていた。

