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大阪・貝塚の工場火災 線路覆う黒煙5時間超、南海本線が一時ストップ
このニュースのトピックス:フリーター・ニート
もうもうと黒煙が広がり、空を埋め尽くした。19日早朝に起きたリサイクル工場の火災は、プラスチックの製品や廃材など合成樹脂類約30トン分に火がついたため、5時間以上にわたり炎上。工場の西約10メートルには南海本線が走っており、煙のため運転を一時見合わせるなど、現場付近は一時騒然となった。
現場には貝塚市消防本部の消防車など計26台が出動し、はしご車で工場の四方から長時間にわたり消化剤や水を噴射。付近の住民ら約50人が、不安そうに消火活動を見守っていた。
出火元の工場を所有する川瀬産業によると、18日午後7時ごろ、最後の作業員が工場を施錠して帰宅。警報システムを作動させていたが、翌19日午前4時ごろに火災報知機が鳴るまで、異常はなかったという。
工場では2階でプラスチック廃材を保管し、1階部分でプラスチック製品の原料となるペレット(チップ)に加工。通常は40〜50トンのプラスチックを保管しているという。
火災報知機を聞き、現場に駆け付けた警備員(28)は「すでに工場内には煙が充満しており、真っ暗で何も見えなかった」。出火直後に現場近くを通りかかったフリーターの八家飛花さん(17)は「パーンという大きな音が鳴り、工場全体からもうもうと黒い煙が吹き出していた。半径1キロぐらいにわたり煙に包まれていた」と話した。
この火災で、南海電鉄では、南海本線の春木−和歌山市間、空港線の泉佐野〜関西空港間などで上下線とも4時間40分にわたり運転を見合わせた。大阪市住吉区内の私立高校に通う女子生徒(16)は「電車が動かないので学校に行けない。いつになったら火が消えるのでしょうか」と困惑気味に話した。


