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JAL 1カ月ぶりに路線訓練を再開
日本航空は4日、新千歳、小松空港で相次いだ滑走路誤進入を受けて3月6日から中止していた路線運航での訓練を再開すると発表した。5日から順次再開する。両空港でのトラブルはいずれも、社内資格訓練や機長昇格訓練の最中に起きたため、路線訓練を中止して原因究明や再発防止策を検討してきた。
新たに取り入れた改善策では、悪天候など人為的エラーが起こりやすい環境では、副操縦士候補者の訓練を制限。夜間に停止線が見えにくい場合はライトを有効に使うことなどを規定化するという。
また、訓練中は個人の技量を見極めるために、教官役の機長が訓練生にミスを指摘するタイミングを遅らせることがあったといい、訓練中でも必要な指摘や助言をすみやかに行うことなどを確認。運航本部長通達で指示、安全ミーティングなどで徹底を図るという。
新千歳空港では2月、日航機が管制官の許可なく滑走路に進入。管制官との無線交信を担当していたのは訓練中の副操縦士候補者だった。3月には小松空港で、機長らが管制官の指示を認識していたにもかかわらず、「停止線がよく見えなかった」と停止線を超えて滑走路に進入、自衛隊機が着陸をやり直した。操縦は機長昇格訓練の副操縦士が行っていた。
日航ではその後、パイロットらの労働組合と合同で「ワーキンググループ」を設置、対応策を検討してきた。