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地震企画(2)「再建」(2) 地域の絆が生み出した食堂 ほどけそうな絆を繋ぐ見守り (1/3ページ)

2008.3.23 23:39
このニュースのトピックス関西ういーくえんど
仮設住宅で知り合った3人の女性が開店した「ホットちゃん」。連日お客が絶えない=3月10日、石川県穴水町仮設住宅で知り合った3人の女性が開店した「ホットちゃん」。連日お客が絶えない=3月10日、石川県穴水町

 今月4日、カウンター席が5つだけの小さな食堂が、石川県穴水町の穴水町商店街にオープンした。店名は「ホットちゃん」。元鮮魚店を改装した。

 カウンターの中で働くのは、元門前町職員の辻本のり子さん(59)、元看護師の皆森照子さん(59)、元飲食店経営の佐々木静江さん(57)。3人とも同じ仮設暮らしだ。

 仮設で知り合い、夕飯のおかずを分け合ったりするうちに意気投合した。「地域のお年寄りが気軽に立ち寄れるような店をつくりたい」と資金を出し合った。

 「地震の前は、誰かがそんな店を作ってくれればいいかなって思ってました」と皆森さん。仮設暮らしをする中で、自分たちができることは自分たちでやろうと決心したという。

 メニューの目玉「もずくうどん」は、地元の高校生が、地震の復興のために地元の特産品を使おうと考案したオリジナルうどん。店の看板は、高専の学生が廃材を利用して作った。町内の農家が作る野菜も分けてもらっている。

 地域の人たちが共に助け合ってオープンさせたホットちゃんは、連日行列ができる盛況ぶりだ。

 「店でお客さんと触れ合うことで、人と人のきずなの大切さを身にしみて感じています」。佐々木さんは、そう話しながら仕事に汗を流している。

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仮設住宅で知り合った3人の女性が開店した「ホットちゃん」。連日お客が絶えない=3月10日、石川県穴水町
仮設住宅から地元に戻った住民ら。「地震を経験していっそう地域のきずなが大切に思えてきた」と話す=3月9日、石川県輪島市門前町深見
総持寺通り商店街の壊れたままの店舗。地域の再建は進むが道は厳しい=3月10日、石川県輪島市門前町
仮設住宅に住む高齢者と談笑する民生委員の徳山忠志さん(右)=輪島市門前町道下
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