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F15戦闘機は着陸許可前 小松空港・日航機誤進入で国交省「事故の恐れなし」
石川県小松市の小松空港で、F15戦闘機が着陸する直前に日航機が誤って滑走路に進入したトラブルで、日航機が滑走路に進入した時点で同空港の管制官はF15に着陸許可を出していなかったことが5日、国土交通省の調べで分かった。
直前にT4練習機が着陸したばかりだったためで、国土交通省は、大きな事故につながる恐れがある重大インシデントには当たらないとして、航空・鉄道事故調査委員会の調査官の派遣を見送った。
国交省によると、当時、F15戦闘機3機が滑走路の約2.3キロ手前を降下中だったが、管制官は直前の着陸機が滑走路を出て安全が確認できなければ、次の着陸機に許可を出さず、許可が出なければF15は着陸できない。このため、国交省は、日航機とF15が、衝突するような危険な状態ではなかったと判断した。
着陸許可が出ていれば、危険なケースとして、重大インシデントに認定された可能性が高いという。
また、F15は着陸後にすぐに離陸するタッチアンドゴーの訓練中で、着陸進入していたが、即座に上昇できる態勢だった。
国交省は、日航機が管制官に滑走路手前での待機を指示されたのに、滑走路に入ってしまった経緯を詳しく調査するよう同社に指示。日航は、同機の機長と、機長昇格訓練中だった副操縦士の乗務を見合わせ、詳しい事情を聴いている。

